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コラム

魔女の一撃!?
ぎっくり腰にご注意

捻挫(ねんざ)について

痛みの特徴

ぎっくり腰の特徴は、何と言ってもその『突然の激痛』です。
まるで電気が走るような、針で強く刺されたようなと表現されることもあります。
痛みの感じ方は人それぞれですが、歩けるけど痛みがある場合やあまりの痛みに立ち上がれなくなったり、歩くのも困難になることもあります。
また、痛みの他に、腰が硬くなって動きにくくなったり、腰を前に曲げたり、後ろに反らしたりする動作が難しくなることもあります。
これは、炎症によって筋肉が緊張したり、関節の動きが悪くなったりするためです。

ぎっくり腰を
引き起こしやすい動作や姿勢


ぎっくり腰は、日常のふとした動作がきっかけで起こることが多いです。
特に以下のような動作や姿勢はぎっくり腰のリスクを高めるため注意しましょう。

■ 重い物を持ち上げる

重すぎる物を持つだけでなく、中腰での長時間の作業や身体から離れた位置での作業も腰に大きな負担をかけます。

■ 急に腰をひねる

スポーツや、振り向きざまなど、急な動作は腰に負担がかかりやすいため、日頃から準備運動やストレッチを行うなどすると良いでしょう。

■ 長時間同じ姿勢を続ける
(デスクワークなど)

デスクワークだけでなく、車の運転や立ち仕事など、長時間同じ姿勢を続ける場合は、こまめな休憩を挟むなど腰への負担を避ける工夫をしましょう。

■ 猫背

猫背は、腰への負担が大きくなりやすい姿勢です。正しい姿勢を心がけましょう。

■ 運動不足

運動不足は、腰周りの筋肉の衰えに繋がりぎっくり腰のリスクを高めます。適度な運動を心がけましょう。

これらの動作や姿勢を避けるのはもちろんですが、日頃からストレッチや軽い運動などで腰周りの筋肉を鍛え、柔軟性を保つことがぎっくり腰の予防に有効です。

ぎっくり腰で
やってはいけないこと


ぎっくり腰は突然やってきます。
激痛に襲われ、今まで普通にできていた動作ができなくなり、パニックになる方も少なくありません。
早くこの痛みをなんとかしたい!と焦る気持ちはよく分かりますが、直後は、適切な処置を行うことが非常に重要です。
間違った対処をしてしまうと、さらに症状を悪化させてしまう可能性があるからです。
そこでぎっくり腰になった際に絶対に避けるべき行動を紹介します。

✕ 腰を強く刺激する

ぎっくり腰になった直後は、腰を強く刺激するような行為は絶対に避けましょう。
例えば、マッサージや患部をたたく行為、姿勢を矯正するような行為は患部の炎症を悪化させてしまう可能性があります。
特にぎっくり腰になった直後は、炎症が起きている状態なので、患部を強く刺激することは避けなければなりません。
ぎっくり腰の初期は安静を保ち、炎症が落ち着くのを待つことが大切です。

✕ むやみに動き回る

少しは動いた方が良いのでは?と考えて無理にでも動こうとする方がいらっしゃいます。
しかし、ぎっくり腰になった直後はむやみに動くことは大変危険です。
無理に動くことで、さらに組織を傷つけ、炎症を広げてしまう可能性があります。
無理をして動くと、回復を遅らせてしまうことになりかねません。
痛みが強い場合は、安静を第一に考え、できるだけ動かないようにしましょう。
トイレに行くなど、どうしても動かなければならない場合は、可能な限り周りの人にサポートしてもらいながら、ゆっくりと動くようにしましょう。

✕ 患部を温める

温めると血行が良くなるからと、ぎっくり腰になった際に、お風呂に長く浸かったり、カイロで温めたりする方がいますが、これも逆効果になる可能性があります。
炎症が落ち着き、発症から時間が経過していれば有効な場合もありますが、ぎっくり腰直後は、患部で炎症が起きていますので、温めすぎると炎症を悪化させてしまう可能性があります。
お風呂で温まると楽になるからというご自身の経験から、ぎっくり腰になった時にも同じように考えてしまうかもしれませんが、炎症が強い初期は逆効果になる可能性があることを知っておきましょう。


ぎっくり腰を
早く治すための対処法


ぎっくり腰は適切な対処法を知っていれば、早期の回復が見込めることが多い疾患です。
しかし、自己判断で間違ったケアをしてしまうと、症状を長引かせたり、悪化させてしまう可能性もあります。

  • ● まずは無理に動こうとしない
  • 安静にし楽な姿勢で座ったり、クッションなどで腰を支えたりして安静にしてください。

  • ● 患部を冷やす
  • 氷水を入れた袋や保冷剤をタオルに包んで、15~20分程度患部に当て冷却すると良いでしょう。

  • ● 痛みや症状が落ち着いてきたら
  • 無理のない範囲で、体を動かしてみましょう。まだ痛みが強ければ患部の冷却を合わせて行うと良いでしょう。

  • ● 痛みが引いてきたら
  • 温湿布や蒸しタオル、お風呂などで温めると効果的です。 痛みが完全に引いた段階で徐々にストレッチや軽い運動を始めてみましょう。

    痛みが強い初期は、まず炎症を抑えることを最優先に考えましょう。

    当院の患者様の中にも痛みが少し引いてきたから無理に動いてしまい、 再び激しい痛みに襲われてしまったという方も少なくありません。 ご自身の体の状態をよく観察し、無理のない範囲で対処していくことが大切です。

    所在地

    土居整形外科 地図

    東京メトロ 丸の内線
    東高円寺駅 1番出入口から徒歩2分

    〒166-0012
    東京都杉並区和田3丁目59−10 CTビル1・2F
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