診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
14:30〜18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - |
みなさんは健康寿命という言葉はご存じですか?
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されています。
人生100年時代と言われている昨今ですが、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかにすごく関心が高まっています。
もちろん寿命よりも健康寿命が短く、日本において2019年の調査では女性が12.06年、男性が8.73年、寿命と健康寿命に差があるそうです。
つまり、天寿を全うする前10年ほどは日常生活になにかしらの制限がかかる期間ということになります。
10年も日常生活に制限がかかるとちょっと嫌ですよね。
日常生活に制限がかかる原因は多々ありますが、その原因のひとつとして骨粗鬆症が挙げられます。
病名は聞いたことがある方も多いかも知れません。
骨粗鬆症とは骨がもろくなり、骨折や骨変形のリスクが高くなる病気です。
グラフからもお分かりのように高齢化がさらなる追い打ちをかけ、今後も日本では患者数がさらに増えていくことが予想されています。
ただ実際には高齢者だけの病気でなく、幅広い世代で見られる病気です。
ホルモンバランスも大きく影響すると言われており、女性であれば40歳前後、男性であれば50歳前後で患者数が増えます。
骨粗鬆症の国内の患者数は、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」によると、女性980万人、男性300万人となっています。
年齢の上昇とともに増加傾向にあり、50歳以上の女性では、4人に1人が発症していると言われています。
国内の患者数をみてもわかる通り、女性が約3倍かかりやすいと言われています。
特に女性では50代で4人に一人、60代、70代と年齢が上がるにしたがって骨粗鬆症リスクも高くなるのがわかります。
大切なのは病気になってからではなく、女性であれば40代、男性であれば50代になると骨粗鬆症のリスクが高くなるこいうことを知ることです。
そして骨粗鬆症自体に自覚症状はほとんどありません。そのため、本人も知らないうちに少しずつ症状が進行し、骨折を起こして初めて分かるというケースも少なくありません。
骨折して初めてわかる場合は症状がかなり進行している場合も多く、早急な対処が必要となります。
また自覚症状がほとんどないがゆえに骨粗鬆症検診率は非常に低いことが報告されています。
こちらのグラフは都道県別の検診率を表したものです。
全国平均も非常に低いのがお判りいただけますが、東京都はその平均を下回っているのがわかります。
骨粗鬆症で大切なのは、早期発見、早期治療です。
病院にかかったこともない、健康が取柄だという方も、大切なのでもう一度言いますが、女性であれば40歳前後、男性であれば50歳前後の方は早期発見のためにも骨密度検査をぜひ検討してください。
発見が早く、症状が軽度であれば生活環境の改善や食生活の見直しで済むことも多くあります。
みなさんが1日でも多く健康で充実した毎日を過ごすためにぜひ骨を意識していただき、骨密度検査というものを知っていただければと思います。
土居整形外科はもちろん骨密度検査を実施しています。
予約制ですので検査のご希望はお気軽にお電話ください。
※検査は当日20分から30分程度のお時間をいただきます。
より確実な診断のため採血と検尿も実施しております。
採血の検査結果は1週間程度お時間をいただいております。
そのため検査日から1週間後を目安に再診をお願いしています。
東京メトロ 丸の内線
東高円寺駅 1番出入口から徒歩2分
〒166-0012
東京都杉並区和田3丁目59−10 CTビル1・2F
※近くにコインパーキング(36台)があります
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
14:30〜18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | - | - |
現金のほか、以下の決済方法がご利用いただけます。